冷却ファン搭載の超小型SSDエンクロージャー、その実力は? SHARGE DISK レビュー【提供 SHARGE】 | 繊細ガジェットレビュー
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冷却ファン搭載の超小型SSDエンクロージャー、その実力は? SHARGE DISK レビュー【提供 SHARGE】

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こんにちは、isukoです。

外出先でも大容量のデータを持ち運びたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

超小型のSSDというものも販売されていますが、これはパーツのどこかが故障してしまうと、基本的には使えなくなってしまいます。

一方今回紹介するようなM.2 SSDをUSBメモリのように使えるようにするSSDエンクロージャーは、SSDが故障しただけの場合、SSDを交換すればSSDエンクロージャーは使えます。

しかし、高速なSSDは発熱が大きく、性能を維持するためには冷却が重要になります。

そんな中、SHARGEは冷却ファンを搭載した超小型のSSDケースを販売しています。

今回は、SHARGE DISKをレビューします。

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SHARGE DISK 開封

sharge-disk-package-front

パッケージ表面には製品の画像が印刷されています。

sharge-disk-package-back

パッケージ裏面には製品の仕様が記載されています。

sharge-disk-unpackaged

パッケージの中には、SHARGE DISK本体のほかに、保護ケース、ストラップ兼延長ケーブル、サーマルパッド、交換用のSSD固定部品、書類が入っていました。

sharge-disk-weight

SHARGE DISK本体の重さは20.9gです。

sharge-disk-full-lineup-weight

SSDと保護ケース、ストラップをすべて装着すると59.5gでした。

SHARGE DISK SSDの取り付け

SSDの取り付けは工具不要で簡単です。

フタを開けてSSDを挿し込み、留め具で固定するだけです。

sharge-disk-unpackaged

サーマルパッドが2枚付属していましたが、私は両方貼り付けてしまいました。

sharge-disk-thermal-pad

その結果、厚みが増しすぎてフタが閉まらなくなるという失敗をしました。

エンクロージャーの内部に1枚だけ貼るのが正しいようです。

Amazon製品ページの動画でも紹介されているので、そちらも参考にしてください。

SHARGE DISK レビュー

デザイン

sharge-disk-size

サイズは非常にコンパクトです。

ただし、搭載できるSSDは2230サイズのものに限られるので注意が必要です。

sharge-disk-design

SHARGE製品は内部が見えるデザインなのが特徴的で、SHARGE DISKも中身の基板やSSDが見えるデザインが特徴です。

sharge-disk-fan

さらに、冷却のための小型ファンが搭載されているのも大きな特徴です。

sharge-disk-lock-switch

側面には、SSDへの書き込みを物理的に禁止するロックスイッチがあります。

実は私は、これをフタを固定するためのロックだと勘違いしていました。

SSDを初期化しようとしてもエラーが出てしまい、SSDの初期不良を疑って返品してしまいました。

メーカーに問い合わせたところ、最初はフタのロックという回答でしたが、その後、書き込み禁止スイッチであると判明しました。

このスイッチの仕様については説明書にも書かれていなかったので、私のような勘違いをする人も多そうです。

ぜひこの点はどこかに記載しておいてほしいです。

sharge-disk-usb-c

本体からはUSB-C端子が直接飛び出しています。

パソコンなどに直接挿せるのは便利ですが、スマートフォンの場合はケースに干渉して接続できないことが多いのではないかと思います。

sharge-disk-case

付属の保護ケースは弾力性があり、本体を衝撃から守ってくれます。

sharge-disk-case-usb-c

しかし、ケースを装着するとUSB-C端子が奥まった位置になります。

sharge-disk-cable-1
sharge-disk-with-case-cable

そのため、ストラップとしても使える専用の延長ケーブルが付属しています。

ただ、このタイプのケーブルはあまり見かけません。

紛失したときの不安を考えると、やはり通常のUSB-Cポートを搭載してほしかったと感じます。

性能

SHARGE DISKはUSB 3.2 Gen2に対応しており、最大10Gbpsの転送速度となっています。

今回は、読み込み2,400MB/s、書き込み950MB/sのWESTERN DIGITAL製のM.2 SSDを使用しました。

sharge-disk-disk-speed-1

MacでBlackmagic Disk Speed Testを使って速度を測定したところ、読み込みが700MB/sほど、書き込みが約300MB/sほどという結果でした。

sharge-disk-disk-speed-2

書き込み開始直後は1,000MB/sを超えているため、10Gbpsでの通信はできていそうです。

付属のケーブルでも同じような傾向でした。

冷却性能

ベンチマークテスト中に本体を触ってみると、常に触っているのは厳しいと感じるほど高温になっていました。

ベンチマークテスト中もだんだんと転送速度が低下していました。

常時接続して通信するような用途で使うのは難しいと思います。

冷却ファンの音

実際の音声はYouTube動画をご覧ください。

ファンの音は、50cmほど離れた位置で40dBほどでした。

大きな音ではありませんが、静かな環境ではファンが回っているのが分かります。

ファンは常時回転しているわけではなく、ある程度の負荷がかかったときに作動するようです。

防塵・防水性能

IP54の防塵・防水性能があるとされています。

sharge-disk-usb-c

しかし、本体のみで使用する場合、USB-C端子は剥き出しで、フタもマグネット式で簡単に開いてしまいます。

sharge-disk-with-case

付属の保護ケースを装着することで、USB-C端子が保護され、フタも開かなくなります。

耐衝撃性も向上するため、基本的にはケースを装着しての運用が前提となりそうです。

カラーと価格

カラーバリエーションはイエローとグレーの2色です。

Amazonでの販売価格は8,999円です。

まとめ

今回は、SHARGE DISKをレビューしました。

良い点

  • 非常にコンパクトで軽量な筐体
  • 中身のSSDが見えるユニークなデザイン
  • 冷却ファン搭載による発熱対策
  • 10Gbpsでの転送に対応

気になる点

  • 非常に分かりにくい書き込み禁止スイッチ
  • スマートフォンのケース等への干渉
  • 専用に近い延長ケーブル
  • 筐体の発熱

良い点・気になる点をまとめると上のような感じです。

私は最初はMacの拡張ストレージとして、常時接続して使うつもりでしたが、筐体がかなり発熱しているので、厳しいと感じました。

ただ、転送速度は十分に速かったので、撮影した動画を保存し、パソコンに移動するために使う予定です。

書き込み禁止スイッチの仕様はわかりにくいので、どこかで説明しておいてほしいです。

デザインやコンパクトさは魅力的なので、長時間の連続書き込みといった高負荷な作業を想定せず、デザインや携帯性を重視するユーザー向けの製品だと思います。

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