こんにちは、isukoです。
スマートウォッチは心拍数などのデータを常時測定してくれて健康管理に便利なほか、通知を受け取れたり、そのまま通話ができたりするものもあります。
そうなると、常に装着しておくものになるため、強度やバッテリーの持ち、デザインの良いスマートウォッチにしたいと考えている人はいるのではないでしょうか。
今回は、それらすべてを高い次元で両立した、HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm クラシックモデルをレビューします。
HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm スペック
※公式サイトより抜粋
- サイズ:46.6 x 46.6 x 10.9mm
- 手首サイズ:140-210mm
- ディスプレイ:1.43インチAMOLEDタッチスクリーン
- センサー:加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、光学式心拍センサー、気圧センサー、温度センサー
- 対応OS:Android 6.0以降、iOS 9.0以降
- 防水:IP68、5ATM、潜水(深度30mまで)
- GPS:GPS + GLONASS + Galileo + BeiDou + QZSS
HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm クラシックモデル 開封
パッケージの表面には本体画像が大きく印刷されています。
文字やロゴは金色になっており、高級感があります。
パッケージ裏面の文字やマークも金色になっています。
パッケージを開封すると、いきなりHUAWEI WATCH GT 3 Pro本体が現れます。
スマートウォッチ本体の横には付属品が入っています。
USB-Aの充電器と書類が付属品として入っています。
HUAWEI WATCH GT 3 Proを取り出してみると、右側面にはリューズ(Apple Watchのデジタルクラウンにあたる部分)とボタンがあります。
おそらくスピーカー穴もあります。
左側面にはマイク穴と思われる穴があります。
本体背面にはセンサー類があります。
今回私はクラシックモデルを購入したので、レザーバンドが付属しています。
裏面にも本革が使用されています。
汗など、水分が付着すると劣化してしまう可能性があるので、取り扱いには注意が必要です。
本体のベゼル部分にはメモリがあります。
画面が大きく、解像度も高いので、非常に見やすいです。
HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm レビュー
良い点
全体的な強度が高い
見た目は非常に高級感がありますが、それだけでなく、全体的な強度が高いです。
ガラスにはキズが付きにくいサファイアガラスが採用されています。
ケース部分はチタンとセラミックが使用されており、強度が高くなっています。
そのため、ケースや保護フィルムを装着しなくても良いので、本体の美しさをそのまま楽しむことができます。
バッテリー持ちが良い
私は常時点灯をオンにし、測定機能もすべてオンにしていますが、それでも5日は持ちそうです。
Apple WatchやWear OS搭載のスマートウォッチは1日程度しかもたないので、非常にメリットが大きいです。
通常のワイヤレス充電器で充電できる
一般的なスマートウォッチは専用の充電器でしか充電できないことが多いですが、HUAWEI WATCH GT 3 Proは通常のワイヤレス充電器に置くことで問題なく充電することができます。
ただし、熱を持つと充電が進まないことがあるので注意が必要です。
バンドの取り換えがしやすい
HUAWEI WATCH GT 3 ProはEasyFitの替えバンドに対応しています。
EasyFitという名前通り、付け外しは簡単です。
バンドを変えることで雰囲気が大きく変わりますし、バンドの取り換えがしやすいのはメリットです。
様々な身体情報を測定できる
HUAWEI WATCH GT 3 Proでは、歩数、移動距離、消費カロリー、心拍数、睡眠、ストレス、血中酸素、皮膚温などを測定することができます。
毎年のようにアップデートが繰り返されているので、精度も高いのではないかと思います。
睡眠については睡眠スコアも確認できるので、睡眠について気をつけるきっかけになるのではないかと思います。
ワークアウトの測定画面が見やすい
ワークアウトの測定画面では、心拍数、ペース、距離、ワークアウトの時間、時刻などを確認することができます。
また、周りの部分には矢印が出現し、今の心拍数がどの程度の運動のゾーンなのか一目で確認することができます。
ワークアウトの測定画面は非常に見やすいです。
歩数などの情報がすぐに反映される
HUAWEI WATCH GT 3 Proは歩数などの情報はすぐに反映されます。
特に心拍数は表示にラグがあると使いにくいので、良いと思います。
LINEでの音声通話が可能
HUAWEI WATCH GT 3 ProでLINE通話の発信をすることはできませんが、LINE通話の着信を受け、通話することが可能です。
しかし、「不明な番号」として着信がある点は注意です。
気になる点
Android端末ではセキュリティ的に心配
HUAWEI WATCH GT 3 ProはHUAWEIヘルスケアアプリと連携して動作します。
HUAWEIヘルスケアアプリはApp Store、Google Playストアともに公開されていますが、Google Playストアで配信されているアプリはバージョンが低くなっています。
バージョンを上げるためにはapkファイルをダウンロードして実行する必要があります。
これはGoogle Playストアから外れてアプリをダウンロードすることになるので、セキュリティ的に心配です。
iOS版ではこのような操作はありませんが、HUAWEI WATCH GT 3 Proにサードパーティ製のアプリをインストールすることができません。
ワークアウトの測定までに時間がかかる
GPSを使用するワークアウトの測定を開始するためには、GPSの検索を待つ必要があります。
GPSの検索を待たずに測定を開始することもできますが、手間がかかります。
通知でアプリアイコンが表示されないことがある
HUAWEI WATCH GT 3 Proではペアリングした端末の通知を受け取ることができますが、アプリアイコンが表示されないものがあります。
どのアプリからの通知かわからない場合があり、不便です。
睡眠時の誤操作防止機能が不安
HUAWEI WATCH GT 3 Proは睡眠時のために、通知が来ず、手首を持ち上げて画面が点灯しないようにする機能があります。
しかし、画面をタップすれば操作ができるようになるので、睡眠時の誤操作防止としては使用できません。
手首の細い人には大きい
私は手首周り18cmほどですが、ちょうどよい大きさでした。
そのため、手首が細い人には大きいと思います。
手首の細い人には43mmのモデルのほうが良いと思いますが、こちらのほうが高価な点は注意です。
まとめ
今回は、HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm クラシックモデルをレビューしました。
強度が高く、バッテリー持ちも良く、デザインにも高級感があります。
しかし、Androidで使用するにはセキュリティ的に不安で、iPhoneで使用するとサードパーティ製のアプリが使えません。
ただ、標準のアプリで十分に使えるので、強度、バッテリー持ち、デザインを重視する人にはおすすめです。
今回はクラシックモデルということで本革のバンドが付属していましたが、フルオロエラストマーバンドの付属したアクティブモデルもあるので、検討してみてください。